協会からのお知らせ
代表・鶴岡そらやすの初書籍「おやこで話すはじめてのLGBTs」8/1(土)発売
レインボーかたつむり協会の代表理事・鶴岡そらやすの初の著書「きみは世界でただひとり~ おやこで話す はじめてのLGBTs」(定価1,500円+税/日本能率協会マネジメントセンター)が8月1日(土)より全国の書店・オンラインストアで発売いたします。
■LGBTsを自認した時期は13,4歳が最多、小学校入学前から自覚がある子も
「LGBTの学校生活に関する実態調査(2013)」(いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン)によれば、自分がLGBTであるかもしれないと気がついた年齢は13,4歳が最多で、性別違和のある男子の場合には25%は小学校入学前に自覚があったと回答しています。学校生活(小・中・高)において、約7割がいじめや暴力被害を経験しており、LGBTsの子どもたちは自殺リスクも高いと考えられています。
著者の鶴岡 そらやすは、自身も体が女性・心が男性のトランスジェンダー当事者であり、公立小・中学校教師として勤務してきた15年間で、LGBTsに限らず、人と違うことで生きづらさを感じる多くの子どもたちに出会ってきました。上記の現状と自身の経験から、保護者の視野を広げ、子どもたちに自分らしく生きられる社会を手渡したいと考え、講演活動やセミナーなどを行っており、この度、もっと多くの親子へ届けたいと、本著を初出版することになりました。
■子どもが楽しく理解できるように、ゲーム要素満載、猫の視点で人間の世界を見るLGBTsの本
著者の鶴岡 そらやすはLGBTsを入口として、人と違うことで生きづらさを感じている子どもたちに、人と違うことは間違っていることではなく、一人ひとり違う「個性」を持っているだけということを伝えたいと願っています。そして大人たちにはLGBTsという存在を知って、人と違うことに子どもが悩んだときに安心して相談できる親であり、大人であってほしい、そして自分らしさを大切にして生きてほしいというメッセージを子どもに伝えるために、この本を使ってほしいと考えております。
人と違うことは視点を変えれば、その子の個性であり宝物であることを親子で話せるように、子どもがそのことを楽しく理解できるように、猫の視点から多様性を描き、パズルや迷路などゲーム要素や妖怪イラストなどもちりばめています。本著が親子で多様性を学ぶきっかけとなり、すべての子どもが生きやすい未来を創る一助になればと願っております。
■書籍概要
「きみは世界でただひとり~ おやこで話す はじめてのLGBTs」
著者/イラスト : 鶴岡 そらやす(著)/一芒(イラスト)
定価 : 1,500円(+税)
発売日 : 8月1日(土)
出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター
サイズ : A5
ページ数 : 96ページ
URL : https://pub.jmam.co.jp/book/b512518.html
<本の特徴>
【おやこで読めるかいせつ】
猫の視点で語られる解説は、気づきと発見がいっぱい!
【「しつもん」をもとにおやこで話そう】
対話のヒントとして、大人向けの「解説」も用意しています
【ゲームでたのしく考える】
各章の最後に、お子さんが取り組めるゲームを掲載!
※こちらのプレスリリースは@pressで配信しております。